どうも、ふぁいぶです!
令和版君だけ部外者事件ですが、納得はしてないですが一応解決したかなって感じです。
ですが、一つ気になった事があります。
とあるYoutuberさんが「加害者に対する誹謗中傷は止めて」と訴えていました。
ですが、今回の事件は正直言ってそこまで酷い誹謗中傷は見られなかったように感じました。
まぁこれはあくまで個人的な意見ですよね。
2022年7月から誹謗中傷に対しても法律で罰則化されたので、それを持ち出して誹謗中傷を止めるように促す配信者は多いです。
じゃあ誹謗中傷って具体的にどういう事を言ったら誹謗中傷なのか、何処までが批判なのかって、正確に調べた事ないですよね?
皆さん、感覚的に「これは誹謗中傷だなぁ」程度にしか思っていない人が多いと思います。
なので、今回は令和版君だけ部外者事件で見られた例を交えて、誹謗中傷と批判の境目を勉強してみたいと思います。
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誹謗中傷を具体的に調べようと思ったきっかけ
まず、きっかけは令和版君だけ部外者事件の件を取り挙げて誤情報を流した事への謝罪動画をあげた根暗ちゃんねる様の概要欄でした。
こちらの動画概要欄に、配信者さんへの叩きはやめようと書いてあり、とある動画のURLが掲載されていました。
それがこちらです。
長い動画なので、要約すると「貴方たちはネットリンチに加担しているから、犯罪者なんだぞ」という風に言っているのです。
つまり、根暗ちゃんねる様の主張としては、現状加害者たちに色々言っているのはネットリンチだと判断したのかなと考えたのです。
でも、実際に加害者たちにリプしている人達は、しっかり理由を付けて批判をしていると思っていたので、それも犯罪になるのだろうか?
俺も令和版君だけ部外者事件を取り挙げた事によって、ネットリンチをしていると見なされる可能性があるのではないか? と考えるようになりました。
しかし何でもかんでも誹謗中傷になってしまうと、それこそ言動の自由が奪われる可能性があるので、実際に何処までが批判なのかという境目が知りたいと考えるようになりました。
なのでネット上での調べられる範囲で調べてみようと決断した訳です。
そもそも誹謗中傷とは?
この誹謗中傷という言葉、正しく理解している人はかなり少ないと思います。
多くの人が「自身が不快に思ったら」とかざっくばらんに捉えていると思います。
なのでまずは正しく意味を理解する為に、誹謗中傷を調べました。
誹謗中傷とは、「誹謗」と「中傷」が合体した言葉で、決して法律用語ではありません。
誹謗とは、悪口、陰口、誹り(悪く言う、非難する、けなす、の意)を意味しています。
中傷とは、根拠のない事で名誉を傷つける事を意味しています。
この二つが合体して、「いわれのない悪口」という意味で使用される場合が多くなったと言います。
ですが多くの弁護士サイトを見ていると、「他人の人格を罵倒する事」が該当するそうです。
ならば、誹謗中傷と批判の違いにスポットを当ててみます。
令和版君だけ部外者事件で見る、誹謗中傷と批判の違い
では、批判はどういうものになるのか?
色々調べた結果、以下のような例が批判にあたると判断出来ます。
ちなみに実際にネット上である発言をかなり嚙み砕いたものとなっています。
批判と評価される可能性が高い発言
ネットで調べる限りだと、上記発言は批判と受け取れる範囲「らしい」です。
何故、らしいという言葉を使うかというと、実は明確な批判と誹謗中傷の線引きは出来ないとの事です。
実際の裁判にて裁判官がどのように判断するかで大きく変わるそうです。
ですが、上記発言は批判に該当する可能性が高く、批判と評価される可能性が高いそうです。
つまり批判とは、「発する言葉に根拠があり、正しい方向へ導くための建設的なもの」という事です。
上記発言は、加害者が実際に行った行動に基づいて「引退して欲しい」と言っています。
これらはちゃんと事実と根拠を述べているので、批判と評価される可能性が高いそうです。
とある弁護士さんのサイトに事例がありましたが、
「今の知事は辞めた方がいい、もっと政治を勉強すべき」
上記発言は相手をよく言っていないけど、批判と評価し得るそうです。
これを基準で考えると、上記であげたネットの発言は十分批判と判断出来ると思います。
正直グレーゾーンな発言
上記発言に関しては、恐らく裁判官によっては誹謗中傷になるかもしれないというものです。
もう一つ誹謗中傷と批判を分ける境目として、受忍限度を超える批判というものが存在しているようです。
これは批判を受けた側ではなく、裁判官の判断で決まるものなので、非常に曖昧です。
言っている事がまともでも、強い口調を使っていて攻撃とも受け取れる発言ですよね。
しかし、「ネガティブ意見でも有益な情報」と判断されると、それは批判になるケースも存在するそうです。
今回の加害者達は皆、配信という所謂商売を行っていた中で事件を起こしています。
上記発言は、そういった配信という商売に対する有益な批判と捉えられる可能性も少なからずあると判断できるのではないかと思います。
まぁ俺は法律の素人ですので、あくまで可能性がある、という事です。
とにかく気を付けるべきなのは、攻撃的な口調で強く言わない事というのが重要だと思います。
誹謗中傷と判断出来る発言
まぁ何となくこれらは誹謗中傷だとわかりますね。
これらは人格攻撃に該当する可能性があり、誹謗中傷になる可能性が非常に高いですし、受忍限度を超える批判に該当するでしょう。
とにかく、人格を否定する、存在を否定する発言は控えた方がいいでしょう。
加害者が如何に悪い事をしていたとしても、逆に訴えられてしまう可能性がある、という事です。
誹謗中傷ととられないようにする為には
正直100%の対策としては、当事者達に対して何も発言しないしかないんですけど。
それでも発言したい場合は、最低でも以下の事に気を付けましょう。
上記の事を意識するだけで、相手側から訴えられる可能性はぐんと減ります。
裁判になったとしても、裁判官から批判と評価される可能性も高くなると思います。
令和版君だけ部外者事件に関しては、思った以上に誹謗中傷を言っている人が少ないなという印象でした。
こういった炎上になると、「死ね」とか「消えろ」っていう言葉が結構溢れかえるんですけど、「不安だから引退して欲しい」という批判兼要望みたいな感じが多かった印象です。
そういう意味では、FF14ユーザーはまだ民度は高い方なのかな? と思えますね。
令和版君だけ部外者事件に寄せられた発言はネットリンチなのか?
最後に、少数意見でしたが加害者の謝罪に対して寄せられた意見はネットリンチだという発言が見られました。
果たしてこれはネットリンチなのでしょうか?
今回の令和版君だけ部外者事件を見てみると、意外と誹謗中傷に当たりそうな発言は少ないです。
もっと溢れかえっていたら恐らくネットリンチに該当するでしょう。
ですが、今回は建設的な批判が多かったように思えますし、加害者たちが発言した謝罪に対しての発言が多かったんです。
例えば、本名や住所が特定されてSNSに晒されたり、アカウントを乗っ取られたり、住まいの写真がアップされて付きまとわれたり、デマを吹聴されるというのがネットリンチです。
今回はまだネットリンチといえる範囲までにはなっていない、と判断できるのではないでしょうか。
今の所、加害者たちが行った行為に対する批判に集中しており、これがネットリンチなのかと言われると非常に微妙だと思っています。
個人的には加害者たちに来るべくして来た厳しい言葉だと思うので、真摯に受け止めて欲しいという思いはあります。
勿論、度が超えているようだったら法的処置に出た方がいいですけども。
とにかく、相手が悪い事をしたからと言って、好き勝手に呟いていい訳ではありません。
SNS上でも自分の発言に責任を持って言いましょう。
機会があったら弁護士の方に聞いてみたいなぁ。
お金かかるけど;
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